レンタルサーバー（ubuntu） で next.js をSSRで動かす

レンタルサーバーでnext.jsをSSGで公開する場合は npm run build をしてoutディレクトリの中身をそのままデプロイすれば表示されますが、SSRの場合はnodeをインストールする必要があります。

１．Node.jsとnpmのインストール
ubuntuの場合apt install nodeを実行すると、バージョンがかなり古いものがインストールされてしまいます。
この場合nvmを使用して高バージョンのものをインストールしていきます。

・nvmのインストール

curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash

・nodeのインストール（npmも一緒に）

# 最新版をインストールする場合
 nvm install node --latest-npm

# バージョンを指定する場合（バージョン18.19.0）
nvm install v18.19.0 --latest-npm

・利用するバージョンを選択

nvm use v18.19.0

2.プロジェクトの作成

npx create-next-app my-next-project

3.ウェブサーバーの設定（nginx）
設定ファイルに挙動を記載する。

# nginx.conf 等のホストの設定箇所
server {
    listen 80;
    server_name your_domain.com;

    location / {
        proxy_pass http://localhost:3000;
        proxy_http_version 1.1;
        proxy_set_header Upgrade $http_upgrade;
        proxy_set_header Connection 'upgrade';
        proxy_set_header Host $host;
        proxy_cache_bypass $http_upgrade;
    }
}

・設定を反映

nginx -s reload

4.next.js の起動
2で作成したプロジェクトディレクトリに移動してnext.jsを起動する。

# プロジェクトディレクトリに移動
cd /path/to/my-next-project

# next.js 起動
npm run dev

※参考 nvmコマンド一覧
・helpを表示

nvm --help

・バージョンを表示

nvm --version

・現在使用のバージョンを表示

nvm current

・インストール可能なバージョンを表示

nvm ls-remote

・インストールされているバージョンを表示

nvm ls

・バージョンを指定してインストール

nvm install [version名]

・バージョンを指定してインストールし、npmもインストール

nvm install [version名] --latest-npm

・バージョンを指定してアンインストール

nvm uninstall [version名]

・使用するバージョンを選択

nvm use [version名]